【初心者・素人向け】インターネット回線どれがオススメ?「ポケットWi-Fi × ホームルーター × 光回線」それぞれの違いとメリット・デメリット

多くの企業でも在宅勤務が取り入れられ、職場ではなく、家庭内で仕事をすることが当たり前になってきています。

さまざまなクラウドサービスや、場合によってはVPNで会社のシステムにアクセスしているかと思いますが、インターネット環境が悪いとウェブ会議(Zoom / Teams)が途切れたり、接続できなかったりなど仕事にならないこともあります。

PCや周辺機器など会社貸与が多いかと思いますが、ネットワークに関しては、各家庭のインターネット回線を利用しているのではないでしょうか。

今回はボトルネックになりがちな、インターネット回線について、オススメの方法とそれぞれのメリット・デメリットをお伝えします。

この記事は下記のような方の参考になる内容になっています。

  • これからインターネット回線を契約しようとしている
  • 在宅勤務をしているけれど、ネットが不安定で、ビデオ会議が途切れたりする
  • ポケットWi-Fi・ホームルーター・光回線の違いがわからない

結論

断然、光回線です。

ウェブ会議やファイルの送受信、インターネットの常時接続が必要なクラウドサービスを使っているのであれば、光回線一択だと思います。

一般的に各家庭にネットワーク回線を引く方法は下記3つの方法があります。

  • モバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)
  • ホームルーター(置くだけWi-Fi)
  • 光回線

それぞれの違いとメリット・デメリットを紹介します。

モバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)

携帯電話と同じようにモバイルWi-Fiが基地局からの電波を拾って通信をします。
通信速度はあまり早くはありませんが、移動中や屋外利用などでも利用ができます。比較的、ライトな使い方に適しています。

メリット
  • ポータブル性
    モバイルWi-Fi本体が小型で軽量なため、どこにでも持ち運んでインターネットを利用することができます。
  • 手軽さ
    自宅に回線を引き込む必要が無いため、工事など不要で、モバイルWi-Fi本体さえ持っていれば、手軽に導入ができます。
デメリット
  • 通信制限
    モバイルWi-Fiは、データ使用量に制限があることが多いので、ウェブ会議や動画ストリーミングなど通信量の多い作業には向いていません。
  • 安定性・速度
    使用場所によっては電波が安定せず、圏外となることもあります。また、通信速度も光回線などに比べると遅い場合が多いです。

ホームルーター(置くだけWi-Fi)

ホームルーター(置くだけWi-Fi)は、本体をコンセントに挿すだけで簡単にインターネットを使うことができます。

こちらも、ポケットWi-Fiと同じく基地局から電波を拾って通信をしますが、ポケットWi-Fiよりは高速であることが多いです。

メリット
  • 手軽さ
    モバイルWi-Fiと同じく、自宅に回線を引き込む必要が無いため、工事不要でかんたんにインターネットの利用ができます。
  • ポケットWi-Fiよりは高速
    光回線ほどの高速通信ではありませんが、モバイルWi-Fiよりは通信速度は良いです。メールやファイルの送受信などであれば、問題無く利用できるかと思いますが、ビデオを使用したウェブ会議や動画のストリーミングなどは、遅延を感じる可能性があります。
デメリット
  • 通信制限
    モバイルWi-Fiと同じく、通信制限がある場合があります。各会社の契約状況は要確認ですが、3日で〇〇GB以上を利用すると速度制限が掛かる場合があるので、要注意です。
  • 安定性
    モバイルWi-Fiと同じく、基地局から電波を拾って通信をするため、場所によっては電波が悪かったり、圏外になってしまうこともあります。

光回線

自宅やマンションに光回線を引くことでインターネットに接続することができます。
回線使用には工事が必要な場合が多く、使い始めるまでが面倒ですが、高速で通信ができ・安定性があります。ビデオを使用したウェブ会議や動画のダウンロードなどヘビーに使い方に適しています。

メリット
  • 高速通信・安定性
    各家庭まで直接インターネットを引いているので、高速インターネットが利用できます。また通信制限が設けられていないことが多いです。
    ビデオを使用したウェブ会議・動画のダウンロード・オンラインゲームなどヘビーユーザーにはこちらが向いています。
デメリット
  • 使い始めるまでに時間が掛かる
    各家庭まで光回線を引くので、工事をする必要があります。工事業者とのやり取りはモバイルWi-Fi・ホームルーターには無い手間です。
    また、光回線契約と同時にレンタルできる場合もありますが、無線LAN接続をするために、無線LANルーター機器を設置する必要があります。
  • 提供エリアが限られる
    光回線は提供エリアが限られています。
    地方などの一部の地域では契約できない可能性がありますので、回線会社に事前確認が必要です。

光回線が提供されていない地域ではCATV(ケーブルテレビ)でインターネットを契約できることもありますが、一般的に光回線よりも通信速度は遅いです。

快適に在宅ワークを実施したいのであれば、目安として最大通信速度1Gbps(1,000Mbps)は有った方が良いと思います。

まとめ

今回は、インターネット回線について、それぞれの違いとメリット・デメリットについてご紹介させて頂きました。

インターネット回線の種類は大きく分けて、下記3種類があります。

  • モバイルWi-Fi
  • ホームルーター
  • 光回線

それぞれ一長一短あるかと思いますが、在宅勤務などヘビーユーザーの場合は安定して高速通信ができる光回線がオススメです。

<span class="fz-12px">ありさん夫婦</span>
ありさん夫婦

さいごまで読んで頂き、ありがとうございました!

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